「なぜ投資するならまずS&P500がいいのか」
について書いていきます。
この記事を読むとS&P500に投資するといい理由と
投資先を決める際のポイントが分かります。
投資初心者にS&P500をすすめる4つの理由
に少し書いていますが、
ここではS&P500をすすめる理由を
もう少し詳しく書いていきます。
結論として、S&P500をすすめる理由としては、
以下になります。
理由
・アメリカ市場は今後も成長の余地がある
・過去10年間で平均リターン5%以上
・まだまだアメリカは金融の中心地であり、イノベーションの国
・世界一の投資家がすすめている
アメリカ市場は今後も成長の余地がある
まず、アメリカ市場は今後も成長の余地がある理由についてです。
そこで、注目すべきことは、アメリカの今後の人口推移と経済規模についてです。
人口の増加と経済規模の成長は比例する傾向があります。
実際に今までもアメリカの経済規模は人口の増加とともに大きくなってきました。
アメリカの人口
・2020年 約3億3000万人
アメリカのGDP
・2019年 約19兆ドル
一方、参考までに、日本の人口とGDPはというと、
日本の人口
・2020年 約1億2600万人
日本のGDP
・2019年 約539兆円
アメリカの人口は8000万人増えているのに、日本は300万人しか増えていません。
アメリカの人口の伸びは移民を受け入れているのが大きな要因です。
GDPで見ても、GDPの増え方が日本に比べて、
アメリカの方が7倍も増えていますね。
その結果がこの株価指数の伸び方の違いに表れています。
赤色がアメリカの株価指数(S&P500)、青色が日本の株価指数(TOPIX)です。
このように人口の推移と経済規模の成長は比例することが考えられます。
アメリカの人口は2050年には今の3.3億人から
3.8億人に増えていくことが予想されています。
このことからも今後もアメリカの経済規模は
まだ大きくなっていくことが予想できますね。
過去10年間で平均リターン5%以上
次に、過去S&P500に投資をすれば
どれぐらいのリターンが得られたのかを見ていきます。
これは、2000年から2019年までのS&P500の
各年の年間リターンをまとめた図になります。
単純に平均すると過去20年間(2000年~2019年)だと、
約5.6%
過去10年間(2010年~2019年)だと、
約11.8%
のリターンがあったことになります。
(ちなみに、過去50年では9%以上というデータもあります。)
この10年間の結果が良すぎた部分もあると思いますが、
今後も株式指数の伸びに期待できるのではないでしょうか。
まだまだアメリカは金融の中心地であり、イノベーションの国
アメリカは世界的に見てもまだまだ金融の中心地であり、
イノベーションの国です。
その証拠として、アップル、グーグルやYouTubeの親会社であるアルファベット、
マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック、ネットフリックスなど
私たち日本人もよく利用している世界的な製品やサービスを生み出した企業も
アメリカの企業です。
世の中を便利にする製品やサービスを
生み出す文化や風土がアメリカにはあります。
日本のように、「出る杭は打たれる」社会ではないので、
今後もこのようなイノベーションを起こす企業が出てくるでしょう。
世界一の投資家がすすめている
最後に、世界の長者番付けの1位にもなったこともある
世界一の大投資家のウォーレン・バフェットも
S&P500への投資をすすめています。
自分が亡くなったら、遺した資産の90%をS&P500に投資するように
指示しているというのは有名な話です。
正直、この世界一の大投資家の言葉が
S&P500に投資する最大の理由になってもいいぐらいですね。笑
S&P500に連動する投資信託とその手数料比較
S&P500に連動する投資信託とその手数料(信託報酬・その他費用含む)は以下になります。
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
eMAXIS Slim米国株式
つみたて米国株式
iFree S&P500インデックス
こうやって比べるとSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドが一番コストパフォーマンスがいいですね。
投資対象は変わらないので、なるべく手数料が安い方を選ぶのが投資の鉄則です。
以上を参考にもしあなたが投資初心者で何に投資すればいいかわからないと
思っているのであれば、S&P500への投資から始めることを
検討されることをおすすめします。
ただし、いきなり大きな金額を行うのではなく、
毎月数万円など、少額のお金をコツコツと
投資するようにしてくださいね。
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